takadach’s blog

パリ大学院留学の記録

OFII手続き終了(健康診断編)

CIUPでのOFIIの書類提出から10日後、指定された時間にバスティーユ近くのOFIIのオフィスに行く。

朝9時からだったのだが、建物の前にアフリカ系の若いにいちゃんたちが並んでいる。CIUPで顔を見ていた面々もそこにに並んでいたのだが、なぜか列に並ばず玄関にスイスイ入っていく人たちがいる。どういうことかと思って、詳しそうな人に聞いてみると「予約」がある人は呼び出し状を見せて並ばずに入るそう。建物の前に並んでいるのはまた別の人たちみたいだ。

そこで入ると、まず「呼び出し状」(OFIIからのメールに添付されていたか、手続きの時にもらったやつ)と「パスポート」を提示して、席に座って待つように言われる。

で、順次名前を呼ばれる。そこで、「timbre」(58ユーロとかの切手見たいなやつ、僕はネットで購入し、PDFをプリントアウトしたのを持って行った。まだタバコ屋で買っている人の方が多数派だったみたいだが)と「パスポート」を見せて、OFIIの書類の名前の綴りが合っているか確認しろと言われる。

この時、中国人留学生たちが「英語で説明してもらえますか」って聞いて「いや、ほとんどしゃべれねえから」っておばちゃんにお断りされていた。そもそも、何も難しいことは聞かれていないのだから、周りの人をよく見て準備していれば大丈夫。待合室で外国語でおしゃべりしているとイラつくのか、「名前を呼んだら一度で来て!この時期はいつもの何倍も人が来てとってもfatigantなんだから!」って大声でフランス語で注意していた。伝えたい人には伝わったのだろうか。

健康診断のスペースに行くと、また待つ。まずは体重、身長、視力。身長って靴履いて測るんだ、でもその値から靴の底の分厚さだけ適当に引いているようだ、意外に正確。体重も実測値から2キロ引かれた数値が書かれていたから、服と靴の重さを適当に割り引くらしい。

視力では、手元の用紙を指され、このアルファベット読め、と言われた後、Cではなくアルファベットを読み上げるタイプの視力測定をする、この時反対側の目は手で隠す。

それが終わるとまた待たされ、今度はレントゲン。個室に入るとロックをし、服を脱ぎ、反対側の扉が開けられるのを待つシステム。その先にレントゲンの機械がある。

それも終わると問診。レントゲンを見ながら健康状態について簡単な質問をした後、血圧を測り、聴診器で検査。風邪だということは一発で見抜かれたが特段問題もなかったので終わり。

ほんのちょっとだけ待たされて、また最初の部屋へ。そこで最後の呼び出しを受けて、パスポートに滞在許可証のシールを貼られ、いついつまでに更新してねと注意を受け、解放。

2時間半くらいかかるがほとんどは待ち時間だ。